Rubyという言語についてもうちょっと詳しく
さらにRubyそのものに視点を絞って、どんなものなのか調べてみます。
まずは公式サイトから。
Rubyは、手軽なオブジェクト指向プログラミングを実現するための種々の機能を持つオブジェクト指向スクリプト言語です。本格的なオブジェクト指向言語であるSmalltalk、EiffelやC++などでは大げさに思われるような領域でのオブジェクト指向プログラミングを支援することを目的としています。もちろん通常の手続き型のプログラミングも可能です。
Rubyはテキスト処理関係の能力などに優れ、Perlと同じくらい強力です。さらにシンプルな文法と、例外処理やイテレータなどの機構によって、より分かりやすいプログラミングが出来ます。
おお、なんだか素晴らしそうな言語ですね。まぁ、公式サイトなんですから良いことが書いてあるのも当然だとは思いますがw
『簡単にいえばPerlのような手軽さで「楽しく」オブジェクト指向しようという言語です』ということなので、ぜひ楽しみながら学習したいです。
Rubyの特長
・ シンプルな文法
・ 普通のオブジェクト指向機能(クラス、メソッドコールなど)
・ 特殊なオブジェクト指向機能(Mixin、特異メソッドなど)
・ 演算子オーバーロード
・ 例外処理機能
・ イテレータとクロージャ
・ ガーベージコレクタ
・ ダイナミックローディング(アーキテクチャによる)
・ 移植性が高い。多くのUNIX上で動くだけでなく、DOSやWindows、Mac、BeOSなどの上でも動く
シンプルな文法、まで読んだ。あとは気にしないことにします。
次に、またまた用語辞典サイトから情報を拾ってきます。
Ruby(ルビー)は、まつもとゆきひろ(通称Matz)により開発されたオブジェクト指向スクリプト言語であり、従来Perlなどのスクリプト言語が用いられてきた領域でのオブジェクト指向プログラミングを実現する。
ガベージコレクション、強力な正規表現処理、マルチスレッド、例外処理、イテレータ・クロージャ、Mixin、演算子オーバーロードなどの機能を持つ。Perlの代替となることができることが初期の段階から重視されている。Perlと同様にグルー言語としての使い方が可能で、Cプログラムやライブラリを呼び出す拡張モジュールを組み込むことができる。
日本語でおk、と言いたくなります。というかそもそも作者が日本の方なので、日本人には優しいはずなのですが……
この記事気になるのは、何故かPerlとの比較がされている、というところ。Perlというと、一般的(?)にはいわゆるCGIプログラムを作るときに使われる言語、みたいな印象だと思います。そのPerlの代替になるとのことなので、RubyもCGIプログラムに向いてたりするのでしょう。
Rubyでこんなのが作れます
……というわけでRubyによるプログラムで有名そうなものをピックアップしてみました。
- tDiary.org
- http://www.tdiary.org/
- RandomNote
- http://ninjinix.x0.com/rn/
- バグトラッキングシステム 影舞
- http://www.daifukuya.com/kagemai/
いずれはこれらのソースを読んだり、プログラムを利用したりしたいものです。
既存のソースを読むことは非常に良い学習になる、という話を聞いたこともあるので、勉強になる読みやすいソースなども知りたいところです(探してみます)。
それから、最近話題のRuby on RailsもRubyでCGIプログラムする際に使うもののようです。流行に乗って使ってみたいです。
それではまた明日。