ruby consoleについての補足

先日、堂々とデスクトップに誕生しながらも、華麗にスルーされたruby consoleについてちょっと触れておきます。
試しにダブルクリックしてみればわかるのですが、ruby consoleを実行するとコマンドプロンプトが起動します。
しかし、ただコマンドプロンプトを開くだけのものに、あえてrubyの名を冠するのも不思議な感じです。
前回はsetコマンドを使ったりマイコンピュータのプロパティを開いたりして、環境変数PATHを操作しました。それによって、ruby.exeが入っているディレクトリにパスを通し、いつでもどこでもrubyインタープリタが呼び出せる環境を作り出したのでした。
ところが、実はこのruby consoleを利用すれば、自分でPATHを操作しなくても、暗黙のうちにrubyが利用可能な状況に設定したうえでコマンドプロンプトを開いてくれるらしいのです。
なので、どうしても環境変数は書き換えたくない、という方はまずruby consoleを使ってみるのも良いと思います。
もちろんもっと様々な特典があるのかもしれませんが、残念ながら不勉強のためまだ知りません。